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日本政府は正式な読み方を明確に定めていない。通商や交流の点で海外と関連のある紙幣、切手、スポーツの国際試合のユニフォームなどには「NIPPON」と描かれていることがある。これは一説によると、ラテン語圏ではH音が発音されないため「ニオン」と呼ばれてしまうからという理由であるという。これには英語の語感が"nip on"に通じ甚だ印象が悪いことから「NIHON」にすべしとの意見もあるが、外国語の事情にあわせて自称を変更することには賛否両論があろう。現代では、スポーツの応援など元気をだす時、威勢をあげる時は「にっぽん」、詩的でやさしく穏やかな文脈では「にほん」というように、語感に応じて使い分けられる面もある。

「日本」の最初の用例は確実なものは決めがたい。『日本書紀』は「倭」を遡って「日本」に書き改めているからである。例えば『日本書紀』大化元年七月の条によって645年7月に高句麗や百済の使者に示した詔の「明神御宇日本天皇(あきつみかみとあめのしたしらすやまとのすめらみこと)」という語が最初とする見解もあるがこれにも疑問がある。語義としての「日本」は、有名な『隋書』大業三年(607年)の「日出づる処の天子」が知られるが、この頃はまだ「日本」とはされていなかったことが逆に証明される。7世紀成立の中国の『旧唐書』には日本人が倭国の名称を嫌い、国名を日本に改めたとある。

「日本」という国名が最初に公式に定められたのは、701年施行の『大宝律令』とされるが、条文法規に定められる以前、天武天皇の頃から使われてはいただろう。
 

(「天皇」号の使用と「日本」号の使用は軌を同じくするとみられている(異説もある)。近年発掘された飛鳥池遺跡出土の天武六年(678年)銘の木簡から、この頃「天皇」号が既に使用されていることがわかっている。)また、734年には井真成の墓誌として中国大陸でも使用されている。

公式の英語表記は、Japan(ジャパン)。略記としてはJPNが用いられる。JAP(ジャップ)は、アメリカ英語では侮蔑的な意味があるので、使用には注意が必要である(但しこの他の言語ではこの限りではない)。また、最近の英語表記ではNippon(ニッポン)が用いられることが多い。具体的にはUPU等によるローマ字表記(1965年以降)、日本郵政公社の切手や日本銀行券などでNippon表記を用いている。なおNipponの先頭三文字で略したNIP(ニップ)は、JAPよりも強い侮蔑・差別の意味合いがあるので、使用するべきではない。この場合の略称はNPNとなる。

世界の多くの言語において日本を意味する固有名詞は、ジャパン(英:Japan)、チャパーン(愛:tSeapáin)、ヤーパン(独:Japan)、ジャポン(仏:Japon)、ハポン(西:Japón)、ジャッポーネ(伊:Giappone)、ヤポニヤ(波:Japonia)、イポーニヤ(露:Япония)、イープン(泰:ญี่ปุ่น)、など、ある時期にある地域の中国語で「日本国」を発音したもの(ジーパングォ)を写し取ったジパング (Xipangu) 或いはジャパング (Japangu) を語源とするとするのが定説である。中国や朝鮮などの漢字文化の影響の強い地域においては、リーベン(中:Rìbĕn; 日本)、イルボン(朝:일본; 日本)、ニャッバーン(越:Nhật Bản; 日本)等、そのまま「日本」を自国の発音で読むというやり方をしている。

なお、「日出ずる処」を各国語に訳した名詞句も「日本国」を示すものとして使用されている。例:(英語)"(The) land of (the) rising Sun"、(フランス語)"Le pays du soleil levant"、(スペイン語)"El pais del sol naciente"。

 
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